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床リフォームのポイント
床・フローリング張替えのポイント
重量のある家具や荷物が置かれている床、水濡れの頻度が高い脱衣室の床、居室よりも汚れや傷みがつきやすいトイレの床など、床はさまざまな箇所で酷使され傷んでいます。劣化した床を使い続けていると表面の床材だけではなく、下地まで影響を及ぼすこともあります。 |
1.歩くとふかふかする 2.歩くと床がきしんで床鳴りがする 3.床材が剥がれている 4.床材の変色、色にムラがある |
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劣化した床材の交換だけではなく、デザイン性向上や使用感のためリフォームも多くなりました |
床下の構造 | |
根太(ねだ)・・・床を貼り付ける角材 大引(おおびき)・・・根太を貼り付ける太い角材 床束(ゆかづか)・・・大引を支えている 束石(つかいし)・・・床束の下に敷く石やセメント。 |
歩くと床がふかふかする原因は? | |
①合板フローリングは薄い板を接着剤で張り合わせています。板が剥がれ、根太が無い部分がふかふかしてきます。多くはこの接着剤劣化によるものです。 ②根太や大引腐食や床束や束石の劣化。 ③シロアリの被害。 |
フローリングリフォーム
古い床板を剥がして張るリフォーム | 剥がさず上から張るリフォーム | ||
施工 | |||
長所 | リフォームの前後で段差が変わらない 床組の腐食や劣化など下地の状態を確認しやすい |
施工が簡単で費用を安く抑えることができる 床が二重になるので丈夫になる 段差がある場合段差が解消される |
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短所 | 既存床材を剥がす工事や周辺部材の工事が必要になることもあり施工に時間がかかる 費用が重ね張りよりもかさみやすい |
リフォーム前に比べて床材の厚み分、床の高さが上がる 床が上がった分、扉調整が必要になることがある 床下地の腐食や劣化を確認しにくい |
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施工事例 | 福井市M様邸水まわり・内装リフォーム施工事例 鯖江市M様邸床リフォーム施工事例 |
福井市T様邸内装リフォーム施工事例 |
床材の種類
単層フローリング(無垢材) | 複合フローリング | ||
施工 | |||
材質 | 単層の天然木 ナラ・ウォールナット・スギ・ヒノキなど。 |
基材(合板)と化粧材(薄く削った天然木) | |
長所 | 空気を多く含んでいるため温かみがある 湿気を吸収するため夏は素足でもべとつかない |
天然木の質感に似た感触が得られる 反り伸び縮みが少ない 無垢材単層フローリングより安価 手入れが簡単 |
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短所 | 温度変化により反りや割れが生じる場合がある 高価 |
単層の無垢材フローリングに比べて木の質感には限界がある | |
適所 | リビング・乳幼児が裸足で過ごす部屋 | リビング・ダイニング | |
施工事例 | 福井市F様邸全面改装リフォーム工事 鯖江市M様邸キッチン・リビングリフォーム施工事例 |
鯖江市M様邸全面改装リフォーム |
オレフィンシートフロア | クッションフロア | ||
施工 | |||
材質 | 基材(合板)と特殊シート(オレフィンなどのメラミン樹脂) | 表面は厚手のビニール、裏は暖衝材 | |
長所 | 水や熱に強いタイプもあり、単層の無垢材より衝撃に強い 足触りがサラサラしており、木と見分けられないほど完成度が高い |
安価 施工が簡単 種類も豊富 耐水性に優れている |
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短所 | シートの材質により感触が異なる | 見た目の高級感は出にくい 熱に弱い |
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適所 | リビング・キッチン・洗面所・トイレ | トイレ・洗面所など水周り | |
施工事例 | 福井市H様邸トイレリフォーム・車庫塗装工事 福井市プロデュースMK様内装リフォーム施工事例 |
床リフォームと一緒に床暖房を
フローリングの張替リフォームの時に一緒にしておきたいのが床暖房取り付けです。床暖房は後から取り付けようと思っても、また床はやり直しになってしまい余計な手間と費用がかかります。一緒にリフォームしておくと冬でも快適です。大満足の床リフォームポイント
床が家の中で担う役割はとても大きいため、コストダウンのためにフローリング材のグレードを落とすと後悔してしまいます。
インテリア性やメンテナンス性、快適度など何を重要視するかはそれぞれ違いはあります。吟味して選んだ床だとお気に入りのインテリアも冴えますね。また日々の掃除の手間も床材で変わるのでしっかり選びましょう。