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福井市T様邸蔵リフォーム施工事例
蔵が劣化し漆喰が落ち、外壁の下見板が腐っています。長持ちする材料で外壁を張り替えて欲しいです。 また、車庫の塗装もお願いします。(福井市T様より) |
施工事例データ
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美しさが長持ちするよう耐久・耐食・耐熱性に優れたガルバリウム鋼板をご提案しました。蔵の風格を残すため鋼板は6山にし、耐久性を考えて木の窓枠からアルミサッシ入れ替えのご提案。正面窓には木製庇を取り付けることで今までの風貌を残しながら新しさを取り入れた蔵リフォームをご提案しました。 |
施工前、本宅と蔵がつながっておりました。シートで覆われているのは本宅建て直しにあたっての取り合い部分になります。 | 鎧下見張りの外壁は経年劣化で傷んでいました。幸い、雨漏れはしていませんが木が腐っている箇所がありました。鎧張り外壁仕上げを撤去します。 | 北面です。軒裏漆喰が剝がれています。庇・窓の入れ替えと網戸を取り付けます。 |
漆喰が剝がれています。地面には剝がれた漆喰が落ちていました。雨樋も外壁に合った色で入れ替えます。 | 木の窓枠です。アルミサッシに入れ替えます。 |
仮設足場を設置しました。 | 外壁は鎧下見張りです。左側のイラストをご覧ください。横羽目板壁の一種で上の板が下の板の上に羽重ねに張る方法です。 鎧下見張りを剥がしていきます。 |
下見張りを剥がすと土壁が見えてきました。蔵は土壁で出来ています。下見張りを剥がし、下地材を打ちました。 |
土壁の表面は凸凹です。外壁を張るために下地材を打ちました。 土壁が100mm近くあります。その下に柱が通っているため下地材に180mmのビスを打って固定します。 |
蔵改修には知識と技術力と経験が必要になります。特に下地が重要です。壁の不陸を調整し垂直にしていきます。 | パッキン部分を拡大しました。パッキン材の厚みで調整していきます。一つ一つ厚みが違うのがお分かりいただけると思います。 レーザーや水糸を使用して不陸の確認を随時していきます。 |
鈴木大工が垂直になっているかどうかの目視確認をしています。 | 土壁は調湿性能と蓄熱性能が高く、脱臭効果もあります。 下地材の上に通気シートを貼ります。 |
鼻隠しに下地材を打ちました。 |
東面になります。下地材(上部)の後トタンを張って雨樋を取り付けます。 | 杉山大工が通気シートを施工しています。透湿性、防水性に優れたシートを使用しています。 | 軒裏も下地材を打ちました。 |
正面です。窓には木製の庇を取り付けます。 | 縦格子の外側に新しく高所用すべり出し窓を設置します。 | 正面軒裏も下地材を打ちました。 |
後方です。下地材の良し悪しで仕上がりに差が出ます。不陸調整を確認して通気シート、外壁を張っていきます。 | 通気シートを張りアルミサッシ入れ替え、庇を取り付けました。 | 屋根を支え垂木を受ける母屋です。この母屋に板金を張るためにベニアを取り付けます。 |
母屋にベニアを打ち付けました。 | 外壁を張る工程になります。 蔵改修には下地の技術と意匠性を高くするための外壁を張る技術が要ります。 |
外壁にはガルバリウム鋼板を張りました。完成に近づいてきました。 |
漆喰部分に板金を張りました。板金を曲げる技術が要ります。意匠性の高い蔵へとリフォームされていきます。 | 窓には高級感ある木製の庇を取り付けました。窓廻りは平板張りにします。 | 鼻隠し、母屋、軒裏に板金を張りました。 |
先祖から受け継がれた蔵の風格を残しつつ生まれ変わりました。土壁本来の調湿性や蓄熱性の機能はそのままなので安心して大切なものを保管することができます。 | 漆喰が剝がれ、むき出しだった母屋も一新されました。サッシ、庇、雨樋とも新しく入れ替えました。 |
通りから見ても存在感ある立派な蔵になりました。 T様邸では蔵リフォームと同時に車庫塗装リフォームもさせていただきました。ありがとうございました。 併せて車庫塗装施工事例もご覧ください。 福井市T様邸車庫塗装施工事例はこちらから |
蔵リフォームは知識と技術力、経験が必要な工事です。弊社では以前にも蔵リフォームや古民家再生工事をさせていただいております。 福井市H様邸古民家再生施工事例はこちらから |